葉酸サプリとの飲み合わせ

逆効果?葉酸サプリと飲み合わせに注意が必要な薬剤

BABY葉酸

 

葉酸サプリは妊娠前から妊娠初期にかけて必要不可欠な葉酸が効率よく摂取することができるサプリメントです。しかし、注意しなければならないことがあります。それは「薬との飲み合わせ」です。薬の飲み合わせによっては薬の作用や葉酸の効果が低下するどころか、悪い影響を及ぼしてしまう危険性もあります。飲み合わせに注意が必要な薬をまとめてみました。

 

BABY葉酸メトトレキサート

 

メトトレキサートは免疫抑制作用を持つ抗リウマチ薬で、リウマチと診断されたらまずはじめに使うべき薬のひとつです。メトトレキサートは葉酸の働きを阻害することにより効果を現すため、葉酸が不足した影響により生じる口内炎、吐き気、肝機能の異常など副作用があります。その副作用を防ぐために葉酸が処方される場合もあります。

 

しかし葉酸サプリなど、葉酸製剤をメトトレキサートと一緒に飲んだり、必要以上に多く飲んでしまうと、メトトレキサートのリウマチに対する効果が低下しリウマチが悪化する可能性があります。

 

BABY葉酸トリメトプリム

 

トリメトプリムとは主に尿路感染症の予防や治療にしようされる合成抗菌薬です。トリメトプリムはジヒドロ葉酸還元酵素という葉酸を身体に働かせる酵素を抑制し、葉酸の働きを阻害して葉酸の効果が得られにくくなる可能性があります。

 

BABY葉酸ピリメタミン

 

ピリメタミンは抗原虫剤の一種でマラリアやトキソプラズマ症の治療に使われています。ピリメタミンは原虫等が増殖する際に必要な葉酸の合成を阻害することで、トキソプラズマの増殖や発育を抑制する一方、葉酸の効果も低下させてしまうため葉酸不足による貧血防止を考え慎重に投与されます。

 

BABY葉酸コレスチラミン、コレスチポル

 

コレスチラミン、コレスチポルとは胆汁酸の再吸収を阻害することで肝臓へのコレステロールの取り込みが促され、血液中のコレステロールが下がる効果があり、脂質異常症の治療に使われている薬です。しかし葉酸の吸収も阻害されてしまい、葉酸の他にもビタミンA、D、E、Kの吸収を阻害します。このため、ビタミン剤を処方し、これらのビタミンの吸収阻害をカバーすることも多いそうです。

 

BABY葉酸フルオロウラシル、カペシタビン

 

フルオロウラシル、カペシタビンは主に大腸がんの化学療法において中心的な役割を担っている抗がん剤です。大腸がんの他にも乳がんや食道がんや頭頸部がんなどの治療に使われています。これらの薬剤は、葉酸と一緒に摂取すると、排泄遅延の他様々な副作用を引き起こす可能性があります。具体的には、フルオロウラシルは下痢、出血性腸炎、カペシタビンは手足のしびれや吐き気、嘔吐、発熱などがあげられます。

 

BABY葉酸バルビツール

 

バルビツールとは不眠症の治療に使われる睡眠薬です。バルビツールは葉酸還元酵素を抑制させることで葉酸の効果を低下させてしまう可能性があります。

 

BABY葉酸フェノバルビタール、フェニトイン、バルプロ酸

 

フェノバルビタール、フェニトイン及びバルプロ酸はてんかんによるけいれん発作を抑える抗けいれん薬、抗てんかん薬です。これらの薬剤は、薬を働かせる際に葉酸濃度を低下させてしまうため、特に妊娠初期の場合には葉酸不足による神経管閉鎖障害の発症率が高まる危険性があります。

 

BABY葉酸スルファサラジン

 

スルファサラジンは潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患の治療につかわれてきた薬ですが、近年は関節リウマチへの効果も認められてきたため、疾患修飾性抗リウマチ薬としても用いられています。スルファサラジンは腸での葉酸の吸収を阻害するため葉酸不足になる可能性があります。ただ、葉酸との併用によるリスクはそこまで高いという訳ではありません。

 

BABY葉酸クロラムフェニコール

 

クロラムフェニコールは細菌感染症の治療に用いられる抗生物質の一つです。クロラムフェニコール、葉酸還元酵素を抑制させることで葉酸の効果を低下させてしまう可能性があります。また、クロラムフェニコールを長期間服用した場合には、葉酸による造血効果が働かず、動機、息切れ、発熱などの再生不良性貧血を招く恐れがあります。

 

BABY葉酸ピル

 

ピルは生理周期の安定や生理痛の緩和、避妊のために用いられる経口避妊薬です。ピルを服用していると、葉酸が腸で吸収されにくく、葉酸不足になる恐れがあります。またピルをやめてすぐに妊娠が発覚した場合には、葉酸不足である可能性が高く、神経管閉鎖障害のリスクが高まります。

 

BABY葉酸アスピリン

 

アスピリンとは古くから解熱鎮痛剤として使われてきた薬剤で、有名なあのバファリンにも含まれています。アスピリンは葉酸の効果を低下させてしまうため、服用には注意が必要です。

サプリメントは薬を飲んでから4時間後以降に

以上、葉酸サプリと相性の悪い薬剤をご紹介いたしました。葉酸サプリと一緒に服用することで葉酸不足に陥ったり、薬剤の効果が低下してしまうものについては、薬の効果が持続する約4時間を経過してから葉酸サプリを飲みましょう。ただし、薬の効果が持続する時間には誤差もあるため、くれぐれも自己判断をせずに、事前に医師に相談しましょう。