過剰摂取が危険な成分

妊娠中に過剰摂取すると危険な栄養素一覧

BABY葉酸

 

妊娠後期に葉酸を1日1000μg以上摂取することは、小児喘息のリスクを高めると言われるため、過剰摂取に気を付けなければなりません。葉酸以外にも、妊娠中には過剰摂取に気を付けなければならない栄養素がいくつかあるのでまとめてみました。

 

BABY葉酸ビタミンA

 

ビタミンAは胎児の遺伝子制御や細胞分裂などに関与しているため、万が一欠乏した場合は胎児の発育異常が生じるおそれがあります。具体的には赤ちゃんの発育が遅くなったり、早産したりする可能性があります。しかしその一方で、ビタミンAは過剰摂取に注意しなければならない栄養素の一つです。

 

ただし、ビタミンAは、動物性由来の「レチノール」と植物性由来の「βカロテン」の2種類存在し、妊娠中に控えた方がいいビタミンAは動物性由来のレチノールです。

 

レチノールは脂溶性のビタミンであり、尿として排出されず、過剰摂取した場合には体内の肝臓や脂肪組織に蓄積されてしまい、過剰摂取がつづくと胎児の奇形を招いたり、最悪の場合には流産する可能性もあります。一方で、βカロテンは吸収されるさいに必要に応じてレチノールに変化しますが、足りている場合にはレチノールに変化せず、抗酸化物質として働くため過剰症の心配はありません。

 

レチノールを多く含む食品(100gあたり、単位:μg)

食品名 含有量 食品名 含有量
鶏レバー 14000 牛肉レバー 1100
豚レバー 13000 あなご 890
あん肝 8300 あゆ 480
うなぎの肝 4400 マーガリン 1800
うなぎの蒲焼き 1500 フォアグラ 1000
ほたるいか 1500 バター 500
ぎんだら 1100 卵の卵黄 470

 

とくにレバーや肝などの食品にはレチノールが多く含まれているため、妊娠中は頻繁に摂取することは避けた方がいいと言えます。

 

 

BABY葉酸ビタミンD

 

ビタミンDは肝臓と腎臓を経由し、活性型ビタミンに変換された後、小腸でカルシウムとリンの吸収を助けカルシウムの血中濃度を高め強い骨や歯をつくるのに欠かせないビタミンです。ビタミンDはイワシや鮭、鰻などの動物性の食品に多く含まれます。またキノコ類に含まれるエルゴステロールというビタミンD前駆体は、紫外線に当たることによってビタミンDに変わります。

 

ビタミンDの欠乏は、成人における骨軟化症や骨粗しょう症の原因となりますし、骨軟化症は妊婦や授乳婦に多い病気のひとつです。また成長期の子どもでは背骨や足の骨が曲がってしまうくる病と呼ばれる病気を引き起こします。

 

しかし通常の食生活だけでは過剰摂取の心配はないと言えますが、サプリメントでビタミンDを過剰に摂取すると、血中のカルシウム濃度が上昇し、食欲不振や嘔吐をを伴う高カルシウム血症や腎機能障害などの過剰症につながります。また胎児の歯牙形成に異常をきたす可能性もあるので注意が必要です。

 

BABY葉酸ビタミンK

 

ビタミンKは血液凝固に関わる脂溶性のビタミンで、出血しても自然に止まるのは、この血液凝固作用によるものです。タビタミンKは主に緑黄食野菜に含まれているK1と、納豆などの発酵食品に含まれているK2があり、K2は腸内細菌によっても合成され、カルシウムが骨に沈着するときに必要なタンパク質の合成に関わり、丈夫な骨作りには欠かせません。

 

ビタミンKは腸内細菌によっても合成されるため、通常の食生活では不足することはあまりありませんが、腸内細菌が少ない新生児においては、ビタミンKの合成量も少ないため、不足しがちです。ビタミンKが不足すると、頭蓋内出血や消化管からの出血を起こしてしまう”新生児メレナ”を発症する恐れがあります。

 

しかしビタミンKは、妊娠末期に大量摂取すると、生まれてきた赤ちゃんに黄疸などが起こる”高ビリルビン血症”が現れることが報告されています。

 

BABY葉酸前述したビタミンA、D、Kはいずれも妊婦には欠かせない栄養素でありながらも、脂溶性のため蓄積性があり過剰摂取には注意しなければならないビタミンです。通常の食事であれば過剰摂取のリスクは少ないと言えますが、サプリメントで補う場合には注意が必要となります。ご自身が摂取しているサプリメントにどれくらいこれらのビタミンが含有されているのか、いまいちどチェックしてみましょう。

 

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